メタセコイアは、中国原産のスギ科メタセコイア属の落葉高木で、和名はアケボノスギ。樹高は35mにおよぶ。最大樹高が115m におよぶといわれるセコイアにその姿が似ていることから、メタ(後の、変わった)セコイアと名付けられている。春の芽吹き、新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の裸樹、雪花と四季折々に美しい円錐形のメタセコイア並木とまっすぐに伸びる道路が創り出す対称形の景観は、遠景となる野坂山地の山々とも調和し、訪れる人々を魅了している。平成6年(1994年)11月、読売新聞社の「新・日本街路樹百景」に、また平成22年(2010年)9月、主婦の友社の「日本紅葉の名所100選」に選定され、衆目を集めるに至っている。なお、平成22年(2010年)11月に「マキノのメタセコイア並木を守り育てる会」が設立され、この並木を保護、保全する活動が進められている。